前回の記事で「「私ならこう設定する」みたいな記事を書くかもしれない」と書いたのと、
アニメの第4話視聴したのと、鉄は熱いうちに打てみたいな気持ちになったので2日連続の記事更新。
まず、前回の記事で金貨はK22くらいかなと書いたが、K21.6の品位が金90%らしいのと、
読み返すと色々と計算を間違えているので以下の通り訂正する。
<作品内の設定>
- レートは金貨1枚=小金貨10枚=銀貨100枚=小銀貨1000枚(固定なのかは不明)
- 金貨1枚の品位は金90%(K21.6)
- 金貨1枚の価格は、1ドル=130円として手数料込みで200ドル、26000円ほど
<貴金属の相場>
- 金(K21.6):7730円/g
- 銀(Sv1000):98円/g
<地金型金貨のプレミアム>※小数点第4位以下は切り捨て
- 1トロイオンス(約31.103g):5%
- 1/10トロイオンス(約3.1103g):11%
<金貨1枚の価格>
- 金貨1枚の価格が26000円
- 量目が仮に1トロイオンスの場合、7730*31.103=240426.19円
- 作中の価格と比較すると約10倍(9.25倍)※小数点第3位以下は四捨五入
- 以上の事から、金貨1枚の量目は1/10トロイオンス(3.1103g)とする
- 1/10トロイオンスは、7730*3.1103=24042.619円
- 1/10トロイオンスのプレミアムは11%なので、24042.619*0.11=2644.68809円
- 合計は、24042.619円+2644.68809円=26687.30709円
- ↑作品内での金貨1枚の価格に近いので、とりあえず確定
<金貨1枚の大きさ>
- リアルにある金貨で作中の金貨に近いのは「オーストリア フランツ・ヨーゼフ 10コロナ金貨」
- 上記金貨の大きさは18mm、重さは3.3333g
<小金貨の大きさを推測>
- 品位が同じK21.6だとすると、単純に1/10で計算したら大きさは1.8mm、重さは0.33333g
- 2mm以下だし、財布の中に入れてあっても私はうっかり失くしてしまいそうな気がする…
ここまでが、前回の記事の訂正と追記。
さて、ここからは「私ならこう設定する」みたいな話。
まず、参考にしたのが明治期の一圓金貨と一圓銀貨。
<一圓金貨>
- 大きさは直径13.51mm
- 重さは1.67g
- 品位はK21.6(金が90%、銅が10%)
- K21.6の買取相場:7693円/g(2023/1/29時点)
- 相場から一圓金貨1枚の現在の価値を計算すると、1.67g*7693円=12847.31円
<一圓銀貨>
- 大きさは37.58mm
- 重さは26.96g
- 品位はSv900(銀が90%、銅が10%)
- Sv900の買取相場:75円/g(2023/1/29時点)
- 相場から一圓銀貨1枚の現在の価値を計算すると、26.96g*75円=2022円
額面は同じでも金貨1枚の価値は銀貨の約6倍くらいあるが、
レートの基準として考えるのなら一圓金貨くらいの金貨が分り易い気かも。
ある程度目安ができたので、次からは「私の貨幣(仮名)」の設定を考える。
ちなみに、額面やプレミアムは考えないつもり。
<金貨>
- 品位はK21.6
- 相場を基にして、金貨1枚の現在の価値を約1万円とする
- 1枚の重さは、10000円/7693円=約1.3g
- 大きさは一圓金貨の重さと大きさの比率を基に計算
- 13.51mm:1.67g=X:1.3g → X=約10.52mm
上記の金貨を基準にして他の貨幣も考えてみる。
レートは大金貨0.1=金貨1枚=大銀貨5枚=銀貨20枚くらいに設定。
<大金貨>
- 品位は金貨と同じK21.6
- 大金貨1枚は金貨10枚に相当
- 大金貨1枚の現在の価値を約10万円とする
- 重さは13g
- 大きさは105.2mm
<大銀貨>
- 品位は一圓銀貨と同じSv900
- 相場を基にして、大銀貨1枚の現在の価値を約2000円とする
- 1枚の重さは、2000円/75円=約26.7g
- 大きさは一圓銀貨の重さと大きさの比率を基に計算
- 37.58mm:26.96g=X:26.7g → X=約37.22mm
<銀貨>
- 品位は大銀貨と同じSv900
- 金貨1枚が銀貨20枚に相当、大銀貨1枚は銀貨4枚に相当
- 銀貨1枚の現在の価値を約500円とする
- 1枚の重さは6.68g
- 大きさは9.3mm
この4種類だけだと不便な気もするので、それぞれ100円、10円の価値がある貨幣も考える。
とりあえず、小銀貨と銅貨とする。
<小銀貨>
- 品位はSv500
- 相場は38円/g
- 銀貨1枚が小銀貨5枚に相当
- 小銀貨1枚の現在の価値を約100円とする
- 1枚の重さは、100円/38円=約2.63g
- 大きさは同じ品位のイラク 1972 1ディナール銀貨の重さと大きさの比率を基に計算
- 40mm:31g=X:2.63g → X=約3.4mm
<銅貨>
- 素材は真鍮(黄銅)
- 相場は0.77円/g(770円/kg)
- 小銀貨1枚が銅貨10枚に相当
- 銅貨1枚の現在の価値を約10円とする
- 1枚の重さは、10円/0.77円=約13g
- 大きさは同じ素材の一円黄銅貨の重さと大きさの比率を基に計算
- 20mm:3.2g=X:13g → X=81.25mm
- 8cm以上の大きさのコイン…
上記の設定を基にしたレートは…
大金貨0.1=金貨1枚=大銀貨5枚=銀貨20枚=小銀貨100枚=銅貨1000枚となる。
と、ここまで書いていたら寝る時間になったので、
「私の貨幣(仮名)」を基にして、今の日本の物品がどれくらい買えるのかを考えるのは後日にしたいと思う。